お寺の掲示板

山門の横にある一心寺の掲示板。

お釈迦さま、親鸞聖人、高僧方、著名人のことばを通して仏さまのこころを味わいます。

2018年、2020年には「輝け!お寺の掲示板大賞」で「笑い飯哲夫賞」「フリースタイルな僧侶たち賞」を受賞しました。

是非、ご一読ください。

 


北京オリンピックのことば

「成し遂げることはできなくとも やり遂げることはできる」 スピード・スケート 小平奈緒

 

目標は成し遂げられなくても、自らのできることをやり遂げる。それが素晴らしい人生に繋がっていくのでしょう。


令和4年2月のことば

「虫けら一匹と言えど殺されるようにできておるものがありますか」 正親含英

ブタからの臓器移植が始まった。人のいのちが大切なのは言うまでもないが、動物も殺されれるために生まれたのではない。すべての動物が、植物が、ウィルスさえ、自然の営みとして生きていることを忘れないようにしたい。


令和4年1月のことば

「あけましておめでとう 元旦だけではなく毎朝のこと」

年が明けたらおめでとうとご挨拶。毎朝、必ず私の目が開くとは限らない。だから、朝、目が開いた毎日おめでとう。仏教では真実に目が開くことを説く。そうなればもっとおめでたい。


令和3年12月のことば

「人間は頭がいいから 明日のこととか 来年のことを考えちゃうでしょ

 そうじゃなくて もうちょっとばかになって 今日のことしか考えられないと 幸せになりやすいのにね」

                                           所ジョージ

 過去に囚われて、未来を案じて苦しむ。今日だけを考えられたら、今の有難さを喜ぶことができるのでしょう。


令和3年11月のことば

「経験することが楽しい だから生きてることが楽しい だって生きていることが経験だから

 死んじゃったら何も経験できない でもそのうち死ぬことも経験になる」 所ジョージ

経験することが楽しいと人生は楽しい。いつも何でも楽しんでいる所さんの姿勢に学ばされる。生きるも死ぬも経験、生死一如。


令和3年10月のことば

「人間みな一等 二等三等なし」 長尾正瑛

東京オリンピック閉幕。金メダルは1人しか取れないけど、みんなの輝きは1等賞です。


令和3年9月のことば

「わたしのことを悲しみ喜んでくれる人がいるだけで人生は空しくない」

私のことを思ってくださっている存在があると感じることができれば、いつでもどこでもひとりでも空しくはない。その存在を仏さまと呼ぶのかもしれません。


令和3年8月のことば

「ねえねえ 仏さまがあなたの心配をしているよ」

さとられた仏さまからすれば、私は心配な存在。心配してくれる方がいるのは有難い。仏さまの声を聞こう。


令和3年7月のことば

「太陽は向こうにあってもその光はここにある」 正親含英

太陽は遠くとも、見えなくとも、向こうで輝いているから、ここに光が届き、明るい。見えなくとも、私たちを支えてくださっている存在がある。


令和3年6月のことば

「これまでの私が今のあなたに大切なことを教えてくれる」

嬉しかったこと、悲しかったこと、後悔していること。その経験から学び、これからの行動の原動力となる。これまでの私はすべて今の私の肥やし。


令和3年5月のことば

「こころの密は変えません」 パナソニックのCMから

新型コロナ感染拡大により、三密を避け、人と人との距離が変わった。しかし、思いは変えない、変わらない。安心を与える存在でありたい。


令和3年4月のことば

「散ると見たのは錯覚 桜は大地に還る」

毎年、散っては咲く桜。諸行無常と見えますが、はかりしれないいのちの力を感じさせてくれる。


令和3年3月のことば

「自立は依存先を増やすこと 希望は絶望を分かち合うこと」 熊谷晋一郎

新型コロナの影響で肉体的、精神的、経済的に厳しい状況に陥っている方もおられることでしょう。すべては自己責任、自立しなければいけない、人を頼ってはいけないと考える方も多いようです。しかし、自立とは状況(自らの立ち位置)がしっかりとわかるということではないでしょうか。誰もが支えられ、誰かを支えているのです。苦しい時は気兼ねなく周りの方を頼りましょう。

苦しみを分かち合ってくださる方がいるだけで希望になります。自分が苦しい時は誰かに頼る、頼られたら寄り添う、ということを自然にできるようになれば、世の中、明るくなるような気がします。


令和3年2月のことば

「念仏して この道を行けばどうなるものか お釈迦さま『迷わず行けよ』 阿弥陀さま『来ればわかるさ』」

プロレスラー・アントニオ猪木氏の引退時のことば、「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」。

これは石川県の浄土真宗僧侶・清沢(暁烏)哲夫氏の詩「道」が元であると言われています。不安な道を行くのを励ましてくれる人、行く先で迎えてくれる人がいることがどれほど心強いか。お念仏の道では、お釈迦さまと阿弥陀さまです。


令和3年1月のことば

「世のなか安穏なれ仏法ひろまれ」 親鸞聖人

コロナ禍の終息はもちろんのこと、仏法によって心が休まればと思うことです。


輝け!お寺の掲示板大賞2020 フリースタイルな僧侶たち賞 受賞!

芦田愛菜さんの言葉を元に造語した「信じるとはそのままを受け入れられる自分がいること」が、1600もの応募作の中からフリースタイルな僧侶たち賞を受賞しました。

2018年「君たちがいて僕がいる」で受賞しましたが、それは吉本興業のチャーリー浜さんのお笑いの台詞そのままでした。

今回は芦田愛菜さんの言葉をもとにしていますが、硬い内容の言葉を理解して取り上げていただけたということで、嬉しさもひとしおです。

これを励みに一層分かりやすく、素晴らしい仏さまの教えの言葉を届けられるように精進したいと思います。


令和2年12月のことば

「朝に礼拝 昼に汗 夜は感謝」


令和2年11月のことば


令和2年10月のことば


令和2年9月のことば

「ご恩 受けたら返す 倍返しで」

ドラマ「半沢直樹」の新シリーズが始まりました。主人公が業界内で正義を貫く痛快なドラマですが、その決め台詞が「やられたらやり返す倍返しだ」です。仏教では「怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない」として怨みの連鎖を断ち切らねばしあわせにはなれないと説きます。うらみに囚われるのではなく、返せないほどの恩を受けていることに目を向けていく、そのほうがしあわせにつながるのではないでしょうか。


令和2年8月のことば

「汗流る強き陽射しをうらめしもその陽ありてぞ影のうまるる」


令和2年7月のことば

「暑き夏 常は忘れし 影の中 その涼しさに ああ、おかげさま」


令和2年6月のことば

「未知の不安 みんな 南無阿弥陀仏で 生きて往った 未知でも安心」

新型コロナの不安は色々あるでしょうが、一番は未知であるということでしょう。薬・ワクチンもなく、後遺症もわからない。私たちは未知のものには不安・恐怖を感じざるを得ません。

生まれ年老いて病になり死んでいく、そもそも人生は未知のものです。しかし、父母、多くの人がお念仏を称えながら先に人生を歩み、お浄土に往かれました。残された私たちが未知を恐れず、安心して人生を歩めるようにと願いつつ。合掌


令和2年5月のことば

「千分の一 万分の一と言うけれど

すべてを背負った「一」がある」

新型コロナの報道、感染者?万人、死者?百人。これは数字ではありません。そのすべての人がかけがえのない人生を生きています。そのことに思いを致し、手を合わせ、1日1日を大切に生きていきたいものです。


令和2年4月のことば

「私は何者か 仏さまが教えてくれる」

仏教で説くさとり、それはこの世界の真実であり、私の真実です。


令和2年3月のことば

「私を 私たらしめているのは 私ではない」

ドラマ「僕らは奇跡でできている」の台詞、「僕はみなさんでできているってことです。今まで出会った人、もの、自然、景色、生き物、全部でできています」、まさに仏教の世界観。


令和2年2月のことば

「春咲く花は冷たい雪の下でも育っている」


令和2年1月のことば

「みほとけの 教へまもりてすくすくと 生い育つべき子らに幸あれ」 昭和天皇


輝け!お寺の掲示板大賞2018 笑い飯哲夫賞!

受賞作は「君たちがいて僕がいる」(チャーリー浜)

哲夫さんの講評「子供の頃から好きなギャグでしたがよくみると深い。一人で生きているんじゃないという、慈悲を感じる言葉ですね」。

仏さまの教えが広まって、みんなが喜びと安心の中で人生を送れますよう。


令和元年12月のことば

「忙しい 忙しいと 特急人生 途中は 通過 通過 そして 中身はからっぽ」

はや師走。黄色い銀杏の葉も散り始めています。

走ってばかりいると周りが見えません。いくら忙しくても心にゆとりをもって一瞬を、きちんと周りを見ながらゆっくり過ごしたいものです。


令和元年11月のことば

「去年があっての今年 昨日があっての今日 これまでがあっての私」


令和元年10月のことば

「生きてるだけで丸儲け」(明石家さんま)


令和元年9月のことば


令和元年8月のことば

「君たちがいて僕がいる」(チャーリー浜)


令和元年7月のことば

「くもの巣にかかるセミをば我と見る」

私もこのセミのように何かにとらわれて身動きが取れなくなっていないかな…


令和元年6月のことば

「人生で欲しいものは手に入るかどうかわからない。しかし必要なものはすべて与えられる」(佐々木安徳)

無いものねだり、欲しいものが手に入らないからといって悩み苦しみを重ねないように。


令和元年5月のことば

「穀物を育てぬ畑には雑草が茂る 心の畑を育てよう」

心の畑に素晴らしい作物を育てたいものです。それは難しく、うちも雑草だらけです。しかし、雑草もひとつのいのち。


平成31年4月のことば

「花が咲いていない季節にも桜は生きている 咲いては散る花の命のその奥で」

桜が咲いたら喜んで花見、それまでは見向きもしない。桜は誰も見ていない時もただひらすら生きている。


平成31年3月のことば

「これからの人生で今が一番若い時あなたは今をどう生きますか」

人は過去にとらわれやすい。変えられない過去よりも、これからに目を向けて今をどういきるか。


平成31年2月のことば

「欲深き 人の心と降る雪は 積もるにつけて 道を忘れる」

滅多に降らない雪。美しい白い世界を眺めつつ思い出す言葉。

この辺の雪は道を忘れるほど降ることはありませんが…


平成31年1月のことば

「今日一日充実した日を過ごそう その積み重ねが人生を豊かにする」

過去、現在、未来、それはつながっている。今日の、一日の積み重ねがすべて。